ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
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    サモンナイト2
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      サモンナイト2



      SRPGにハマった勢いでプレイした、このサモンナイト2
      人によってはキャラゲー、もしくはギャルゲーとまで呼ばれるゲームらしいのだが
      それはおそらく、可愛い感じのキャラクターとその多さ
      そして、ゲーム全体がキャラクター重視の方向にあることが原因なのだろう
      しかし、僕はグラフィックやキャラクターには特に拘らない人間なので
      結果、なんとも微妙なゲームという印象が残ってしまったような気がする

      ゲームは、召還術の発達した異世界リィンバウムを舞台に
      国同士の戦争から、悪魔と人間との戦い発展していく大きな戦いに巻き込まれていく主人公と仲間たちを描く

      内容は、アドベンチャーパートと呼ばれる、キャラクターたちの会話があり
      その後にSRPGの戦闘があり、またアドベンチャーパートがあって、そこで1話が終了
      大体このような感じの流れで、それが全26話で構成されている

      シナリオとしては、凄く面白いとか感動するとか、大きく誉められたものではないにしろ
      適度に伏線を張り巡らし、それをしっかり回収していく中で意外性を持たせ
      わりと立派なストーリーとして形成できていると思う
      シリーズ物だからだろうか、世界観設定もかなりしっかりしているし
      前作の1に出てきたらしいキャラクターも多数出ていて
      それでいて2から始めた僕のようなプレイヤーも、しっかりシナリオに浸かれる話になっている

      しかし、このゲーム、シナリオはかなりよく出てきているのにも関わらず
      それを語るアドベンチャーパートの作りがかなり悪い
      画面に最大2人のキャラクターが出て、その2人が会話をすることでシナリオが進行していくのだが
      後半になってくると、キャラクターも10人以上になり
      敵キャラやそのときのイベントに関わるキャラなどを含めて会話すると、とんでもないことになる
      画面に最大で2人しか表示できないため、キャラクターが消えては現れの繰り返し
      元々こういう状況を想定したからか、ロード時間に問題はなかったのだけれど
      どうにもテンポが悪いというか、見苦しいというか
      そもそもやたらキャラが多いのにも関わらず、全員に喋らせようとするのに問題があるのだけれど
      そこはやっぱりキャラゲーとしてのプライドがあるのか、なんなのか
      どのキャラも切り捨てることなく、使っている
      その技術は確かに凄いと思うけれど、切り捨てるとこは切り捨てないと
      無理しているのがプレイヤーに伝わるってのは、なんとも見苦しい


      そしてそのアドベンチャーパートが一段落すると、次は戦闘に移るのだがこれも微妙
      SRPGなんだから、バランス良く育てようとすると弱くなってしまうというのは、まぁ分かる
      しかしこのゲーム、遠距離攻撃できるキャラクターが強すぎる
      というか、思うにバランスが悪いのではないかと思う

      僕が思うに、といってもこれは友人に教えてもらった攻略法なのだけれど
      このゲームを一番楽にクリアできるのは、手に入れた経験値をできるだけ遠距離攻撃キャラ(というかケイナ)に
      あげてレベルアップし、その結果で貰えるステータスアップを全て攻撃力を上げるのに使用すること
      あとは弓を使って近くの敵から倒していけば、最終話近くでも楽にクリアできる
      というか、この方法でやれば大概の場所を、主人公と遠距離攻撃キャラ
      そしてもう一人回復薬がいれば、クリアできるような印象さえもてる

      こうやって書くと、物凄く簡単なゲームにも思えるのだけれど
      この方法を使わず、従来のRPGのような真っ向勝負を挑んでいった場合、かなり難易度が高い気がする
      というか、フリーバトルというレベルアップのための戦いをやらず
      そのうえで遠距離攻撃をなしという設定でこのゲームをクリアしようとした場合
      おそらくどんなやり込みにも負けないくらい、きついプレイができるのではないかと思う

      といっても、僕が言いたいのは「そんなやり込みができるよ」ということでは全くなく
      遠距離攻撃を使えば楽勝、使わなければ異常な難しさ、という不可思議なバランスで
      このゲームが成り立っているという、戦闘のバランスの不完全さだ
      途中、遠距離の強さに気づくまでは、戦闘の難しさに思わずゲームを投げ出しそうになったくらいだったのに
      遠距離攻撃の強さに気づき、そのキャラだけしかレベルアップさせなくした途端、楽に戦いが進んでいく
      別に「バランスよく育てた方が、ゲームの進行が上手くいくようにバランス変えろよ」
      なんてことは言わないけれど、この戦闘のバランスというか、不可思議な難易度は納得できない
      っていうか、終盤打撃系キャラを使おうものなら、異常なレベルアップを迫られる気がするのだが
      こういうことは考慮しなかったんだろうか。
      それとも打撃系キャラは捨てろという考えの元、ゲームを作ったのだろうか?


      そして最後のもう一つ気になるのが、思わずバグじゃないのかと疑ってしまったシステムの不完全さ
      先ほど述べた通り、このゲームはやり方によってはかなり難易度の上がるゲームである
      だから当然、戦闘に勝てずにゲームオーバーになり、前回セーブしたところからやり直し、ということがあるのだが
      前回セーブしたところが、その戦闘の直前の「戦闘準備」の場所であったとすると
      その戦闘準備から抜け出してレベルアップもできず、その戦闘にも勝てないために
      どうやってもゲームが進行せず、閉じ込められてしまうのだ

      このバグのようなゲームシステムによって、うちの弟は一度データを消すという行為にまで至ってしまった
      それほど、この戦闘準備の段階で抜け出せないシステムはマズかったと思う
      もちろん、その戦闘準備の場でセーブをしなければいいのだが
      そうすると、もし負けたときにもう一度、長いうえに見苦しいアドベンチャーパートを見なければならず
      どっちにしてもストレスが溜まってしまう
      第一、この難易度に設定しておいて
      「直前でセーブをするとレベルアップを禁止する」なんてシステムを使うというのは
      ゲームが下手な人を排除しようとしているようにしか思えないのだけれど、どうなんだろう


      散々文句を言ってきたこのサモンナイト2というゲームだが、先に述べた通り
      シナリオとキャラクター、そして世界観は、かなりいいと思う
      ついでに言うと、エンディングにカップルエンドなんてものが付いている辺り
      おそらくこのゲームは「SRPGを楽しむ」ということより「キャラクターやシナリオを楽しむ」ということに
      重点が置かれているのだろう
      事実そのように、色んな種類のキャラクターがいて、主人公の性別も選べるという
      なんというか、「そういう」ゲームなのだ、つまりは

      まあ、だからそう、僕みたいなキャラクターなんてどうでもいい、という人間は
      完全にターゲット外の人間なのだろう
      しかし、ターゲット外の人間だと自覚をしても、僕は思う
      果たしてこれをゲームとしてやる意味があったのかと
      シナリオとキャラクターが売りなだけの、こんなゲームならば
      アニメなり、漫画なり、小説なり、他の方法がいくらでもあるような気がする

      散々貶してきたけれど、そこまで言うほど、僕はこのゲームがつまらないとは思わない
      ストーリーに夢中になって、次が気になるから戦闘なんてテキトーに済ませて進んだこともあるくらいだ
      しかしやっぱり、ゲームとしては一歩及ばずな気がする



      71点

      | うたまん | - | 05:23 | - | trackbacks(0) | - | - |
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