ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
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    ナインティナインナイツ
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      ナインティナインナイツ



      XBOX360、期待のゲーム。少なくとも、僕にとってはそうだった、このゲーム
      ナインティナインナイツ(以下N3)
      僕だけでなく、XBOX360に興味ない人にとって、本体を買わせる動機になるんじゃないか
      それくらいのゲームを期待していたのだが、なんというかまぁ、期待ハズレだったかなぁ・・・

      というのも、まず僕は、このゲームを間違った目で見ていた
      購入前の情報などで、多対多のアクションゲーム、ということは知っていたので
      勝手に、真・三國無双のようなゲームなんだろうなぁ、と思っていた
      だから、もしかしたら「コピーはオリジナルを超えられない」ということを覆してくれるかもしれない
      なんて考えていた
      しかし、プレイを重ねていくごとに思ったのは、そもそもこのゲーム、無双のコピーですらない


      ゲームの舞台は、極々ありそうな、西洋のファンタジー
      人間を主とした、光の軍勢と、ゴブリンを主戦力とした闇の軍勢が覇権を争い戦っている
      プレイヤーは、その戦争に関わる7人のストーリーを追い、プレイを重ねることで
      この戦争の全容を知ることができる

      と、説明すると、なんとも重厚なストーリーが、ファンタジーの世界で展開していくんだろうなぁ
      なんて、事前情報を知っていた僕なんかは、特に思ったのだが、そんなことは全くない
      というのも、あまりにシナリオ展開の部分を端折りすぎな気がする

      最初に唯一選べるプレイヤーキャラである、インフィというキャラがいるのだが
      このキャラをプレイしていると、冒頭部分は特に問題なく、
      騎士団の団長として、戦争に赴く様が描かれているのだが、途中からワケが分からなくなる
      いきなり知らないキャラが出てきて、テキトーに会話して、はい、さよなら
      いきなり知らないボスが出てきて、因縁があるらしいけれど、それが分からないまま、倒さなきゃならない
      いきなりワケの分からない軍勢が出てきて、それが何かを知る前に、エンディング
      などなど・・・
      ネタバレになるので、具体的なことは避けているが、書いてる僕さえ意味不明な
      そんなシナリオ展開が、素でまかり通っていくのである

      そんな完全プレイヤー置いてきぼりなシナリオに、一体誰が感情移入できるのか?
      そりゃ確かに、適度な謎と、伏線は、プレイヤーを惹きつけるのに重要だとは思うが
      「こいつは誰なのか」などというステータスは、伏線ではなく
      予め解かれているべき謎であって、解いていく謎にするというのは、あまりにも間違っている気がする
      少なくとも僕は、シナリオにもキャラにも、何の魅力も感じることができなかった
      これはおそらく、あまりにもプレイヤーが、知ることができないことが多すぎる点にあると思う


      で、エンターテイメントの点では、↑に書いた通り最悪なわけだが
      ゲームとしてはどうなのか、ということになる

      確かに、XBOX360の高度な技術を使い、敵味方共に、大軍勢を描くことによって
      無双の多対多を超えた、大群対大群の戦いを、上手く描けていると思う
      処理落ちなどもなしに、正に画面を埋め尽くす、敵味方の総力戦を表現できているのは、流石の一言
      だからそう、グラフィックは確かに凄い。爽快感も抜群だ
      しかし、ゲームとしての面白さは、正直言って微妙だ

      というのも、やはり無双との比較になってしまうのだが、実はこのゲーム
      戦闘が行われているのは、プレイヤーの周りだけなのだ
      どういうことかというと、無双経験者の人は、そっちを思い出して欲しいのだけれど
      無双の場合、当然ながら、マップ全体で、敵と味方が戦っている
      赤壁の戦いなんかでは、プレイヤーが敵の大群を目の前にする一方で
      諸葛亮が祈祷所にいて敵に狙われていて、これを守らなければ火計は成功しないし、
      味方の総大将も守らなければ、ゲームオーバーになってしまう
      しかしN3では、ゲームオーバーの条件がプレイヤーの死亡だけなうえに
      プレイヤー以外の味方は、プレイヤーの周りしか存在せず
      他の自軍と協力したり、といった、戦略的なプレイが全く不可能なのである

      つまり、N3は、見かけというか、グラフィック的には無双の上を行く戦いを演出しているのに
      ゲームの本質部分では、御伽とか、ドラッグオンドラグーンといった
      「1対多」という戦いしか、表現することができていないのである


      もちろん、その1対多が悪いと言っているわけではない、僕も御伽は未クリアだけれど好きだし
      しかし、ミッション制を取っているせいで、マップを完全に自由に動けるようになるのは、ステージの終盤だったり
      シナリオ重視にしているせいなのか、AのキャラでBのキャラのステージを遊べないなど
      たとえ「1対多」のゲームだということを認識してみても、システム面で問題があり過ぎる気がする

      と、まぁ悪いところばかり指摘してしまったわけだけれど
      アイテムを取った瞬間から装備できるといった、RPG的なシステムは巧いと思ったし
      格闘ゲーム並のアクションの豊富さで、ボス戦などでの「1対1」の戦いではかなり白熱した戦いができる一方
      取っ付き易さを忘れない、ボタン連打で様々なアクションが出る仕様は、素晴らしいと思う

      だからそう、なんというか、あまりにもアクションゲームとしての面白さに的を絞った結果
      無双でも、御伽でも、ドラッグオンドラグーンでもない、ソウルキャリバーが出来てしまったというか
      無双や御伽の面白さを作るつもりが、結果的に格闘ゲームとしての楽しさしか表現できなかったというか・・・
      まぁでも、大群に切り込んでいくという、爽快感は、それなりに表現できているので
      格闘ゲームというのは、間違っているとは思うけれど


      結果的に、無双というゲームが、どれだけ凄いか、というのを逆説的に証明してしまった気がする
      大群に突っ込んでいく爽快感、多対多という戦略性、史実に基づきながらゲーム性を崩さないシナリオ
      N3も、もう少しこれらを見習ってくれれば、違ったゲームができていたのではないか
      そう考えると、少し惜しい気がする


      42点

      真・三國無双2
      | うたまん | - | 01:57 | comments(2) | - | - | - |
      << ハットトリック以上 | main | 体調不良 >>
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        要するに真・三国無双マンセーが言いたい訳ですか?
        ゲームに何を求めるか、でまずは自分の勘違いから始まり、
        自分の考えと違ったモノの為に類似品との比較論に終始。
        あげくの果てにはアクションゲームの合間のストーリームービーにRPGを求めていると言わんばかりの口調。
        確かにもう少し優しい説明があれば万人受けする事も可能かとは思われるが、そもそも一本道のRPGを狙ったものですらない。
        各キャラクター毎のストーリーを追いながら背後にある複雑な人間関係を断片的なヒントを元に構築していくのが楽しむポイントであり、立ち位置によって正義は変わるというのがテーマでもある為、プレイヤー置いてきぼりも何もコンセプトの理解度が足りないとしか言いようがない。
        こいつは誰なのか?が最初からわかっているもしくは簡単に理解出来る方が旧来の一本道のRPGに毒された考え方だと思う。
        もちろんその手法が間違っていると言っているのではない、それだけが正解であるかのような論調が間違っているのでは?と言いたいだけである。
        よほどファイナルファンタジーが好きなのかと邪推したくなる。
        謎解きは全て提示してもらわなくては気にすまなく、自分で考えるという行為はお好きではないようだから仕方ないのかもしれないが。

        無双との比較がお好きなようだが、そもそも戦略的な連携と言われるものは無数のキャラクターがひしめいており三国志演義を元にした史実(もどき)を舞台にした戯曲であり、武将同士を際立たせる、もしくはストーリーにアクセントをつけないと大多数の武将で遊ぶという事を飽きてしまう為のフラグだてとして存在する行為な訳だが、実際には裏面のパラメーターによる人数と経過時間の調整により行われているモノであり、同じような展開ならばN3ならミーフィのステージなどでも見受けられるのは気のせいだろうか?
        そもそも、もともとのコンセプトが違うゲームであるのに比較する事自体がナンセンスである。
        それとも、誰かが無双を越える、とか無双を発展させたものを開発するとでもうたっていたのだろうか?と調べたくなった。

        史実に基づきながら?は正史と演義の区別ぐらいは出来ている人のセリフなのだろうと信じたい。
        因みにリアルに語るというなら、あの時代に華美な装飾のあった武器など存在していない。もちろん女性武将なども。
        そもそも爽快感以外シナリオに見るべきものは存在しないと思われるのは気のせいだろうか?
        ゲームゲームした武器が多すぎるとかも黙認。
        あくまで演義に基づいた戦場があり、架空の武将が配置されているだけな気がするが。
        もちろんゲームとしては面白い訳でそこに異存はない。
        ただ、無双マンセーな人が考える無双の発展形でなかったと言うだけで否定的な姿勢には憤懣やるかたなし、と言ったところだ。
        ネットで発信するという事は不特定多数が参考にする訳でもっと勉強をした上での発言を望みたい。
        中傷しているつもりは無いのであろうが結果として比較論に終始しているようにしか見えないのが残念だ。
        そんなに無双が好きならXBOX360でも発売されている訳だからそれを買えばよろしい。
        雑兵の表示数も増えている訳だからそれで満足なさる事であろう。
        自分でストーリーを追う事の出来る人、自分の立ち位置で守るべき正義は変わる、などの展開に深い読みや感銘を受ける事の出来る人には買って損はしないと思われる。
        複雑な操作等が好きなヘビーゲーマーはどう思うのかは定かではないがライトユーザーは本体と同時購入しても楽しめると思う。
        まぁ、ライトユーザーが遊ぶにはチト固すぎる敵が複数おり、それがキツイかもしれないと思う点と途中セーブが出来ないのは難点ではあるが、ゲームは嗜好品であるという前提で好き嫌いはあろうかと思うが大人や女性が遊んでも面白いと思う方は多いのではなかろうか。
        因みに無双もN3もどちらも好きです。
        中傷誹謗にしか見えなかったからカキコしました。
        | 通りすがり | 2006/05/04 3:23 AM |
        わっほい!まさかこんなに力の入ったコメントがもらえるとは!本当にありがとうございます

        バイトの前だし、もっと詳しい話は記事にするとして
        せっかくだから少しだけでもお返事します

        >中傷誹謗にしか見えなかったからカキコしました。
        まずはこの点を素直に謝ろうと思います、お気づきの通りその気はなかったわけですが
        それでもそう見えてしまったのなら、それは僕の文章力その他のなさです
        本当に申し訳ないです

        ただ、正直なところ、僕にとってN3への評価は変わらないと言ったところでして
        というのも仰る通り、確かに僕がこのゲームに対するコンセプトを無視していたのは確かです
        というのも、2005年のTGSで一目見たときに
        既に「無双」との比較や、それの発展系であるという先入観を
        自分の価値観の中にゆるぎない物として取り込んでしまった、ということがあります
        だから「無双より楽しめる『無双のようなもの』」というのがN3であると
        僕の中で考えてしまい、その視点でしか見れなかった、というか既に見ていないというのは否定しません
        しかし、完全なコピーがゲームとして成立しないながら、レビューとして比較論が成り立つ以上
        N3と無双が比較論として破綻するとは思えません
        (もちろん、それに終始したレビューを書いた僕には、問題があるとは思いますが)

        だから僕のレビューも大目に見てくれ、なんてことは言いませんが
        少なくとも、僕のような無双と勘違いしたバカがいて
        そいつにとってこのゲームは42点だったんだよ、ということだけは事実として受け止めていただきたいなと思うわけです

        って、そろそろ時間なので続きはまた後で、というか
        やっぱ掲示板でやりたいなぁ、こういうの、とか思ってしまうのは管理人のエゴかなぁ、なんて
        | うたまん | 2006/05/04 8:40 AM |









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