ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
ゲームな迷言7
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    『なにドア閉めてんだ!バカヤロー!』

    零という、ゲームがある。
    デッド・オア・アライブなどで有名な
    テクモが製作した、和風ホラーゲーム
    既にシリーズ化して、3作目まで出ており
    バイオハザードのような、驚かせることから生まれる恐怖ではなく
    陰湿的な、幽霊らしい幽霊の怖さを感じられるホラーゲームとして、
    そのようなゲームを求める人々の間で、かなりの人気になっている。

    そのホラーゲーム、零を、彼は先日、友人から借りてみた
    友人からの薦めもあったし
    何より彼自身、真夏の夜に2ちゃんねるのオカルト板を読んで
    夜を明かせるほどの、ホラー好きオカルト好きであった

    パッケージの裏の「最恐」という文字に、半ば心躍らせながら
    彼はゲームを始めた

    10分後、彼は早くも後悔し始める
    古き良き日本の、木造家屋
    その独特の雰囲気、扉が、階段が、柱が軋む音
    扉の、襖の、ほんの少しだけ空いた隙間
    そして、時折聞こえる、存在しないはずの音、声・・・
    曲がり角が、扉を開ける瞬間が、いや、この舞台になっている、建物そのものが、
    全て恐怖の対象へと代わっていく・・・
    最早彼は、その場にいること、ゲームをプレイすることそのものに、恐怖を感じていた
    このゲーム、マジでやばい・・・

    そして彼は、友人の言葉を思い出す
    「このシリーズの音声、製作者が録音した覚えのない、
     つまり『本物』使ってるらしいから、気をつけてね」
    そのときは、友人の冗談だと思い、軽く流した彼だったが
    今は思う、冗談ではなかったのではないか・・・と

    既に彼の恐怖はピークを迎えていた
    時間は午後11時、既に家族も寝静まり、閑静な住宅街ということもあり、家の周りも静かであった
    本当に静かな、彼がゲームをプレイする一室に
    ゲームから流れる、効果音だけが、空気の波を作る

    そんなとき、彼の弟が、その部屋に入ってきた
    何かしら用があったのであろう、弟は、いつものように
    兄のゲームの邪魔をしないように、静かに部屋に入る
    どうやら、兄は気づいていないようだな、と思い
    半端に明けたドアを、彼は気を利かせて、閉めることにする

    バンッ!
    思いのほか、大きな音を立てて閉まるドア
    そのドアと、滑って動作を誤った手を見つめつつ、
    まぁいいか、と、視点を部屋の中に戻した弟の目に
    目を潤ませて、既に半泣きと言っても過言ではない兄の顔が映る
    当然、弟は聞く
    「お、お兄ちゃん、どうしたの?」

    すると兄は、少しの間を置いて、叫んだ
    『なにドア閉めてんだ!バカヤロー!』
    いやなにって、だって、夜だし、親寝てるし、ゲームの音五月蝿いんだから、閉めなきゃでしょ
    そう返そうとした弟は、兄のただならぬ表情と、手元のゲーム見て、黙って部屋を出て行った
    そんなに凄いゲームなのか?零って
    そう、首を傾げながら

    うーん、グッジョブ


    | うたまん | - | 12:00 | comments(1) | - | - | - |
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      >デッド・オア・アライブなどで有名な
      >テクモが製作した、
      やっぱここはモンスターファームなどで有名なって……
      いや、やっぱDOAでいいです。
      | 豚 | 2006/10/08 8:14 PM |









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