ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
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    幻想水滸伝5
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      幻想水滸伝5


      1年半以上の間が空いてのレビューになるので、遅いとかそんなレベルの話じゃなくなっているのだけれど、まずはシナリオを書いた人を高評価したいと思う。
      本当に、よく出来ていて、楽しめた。

      思えばこの幻想水滸伝シリーズというのは、僕がドラクエに次いでプレイをしているシリーズかもしれない。
      PSで出た、1,2。PS2で出た、3,4、そして外伝のラプソディア。
      他にも出ている外伝2本は未プレイなものの、ここまでシリーズを通してプレイしている作品も珍しい。
      しかし残念ながら、このシリーズの評価はドラクエに次ぐ、なんてことは決してない。
      PSの1,2はまだしも、3、4、ラプソディアと、どんだけファンを悲しませれば気が済むんだ、と思えるくらいに、つまらなかった。
      だから、この5がダメだったら、いい加減に見切りをつけよう、そう思っていた。

      舞台は、シリーズでは言葉のみで語られ、決して表に出てくることのなかったファレナ女王国。
      物語は、そこに主人公である王子が帰国するところから始まる。
      そして、平和な王国と、主人公たちの日常風景が描かれ、その中にこれからの戦乱の伏線になるであろう、キャラクターたちの様々な思いや出来事が描写され、物語は徐々に取り返しの尽かない、戦争へと続いていく。

      確実に、シリーズファン、というよりも1や2のファンを意識したのであろう。随所に、1や2に通ずるイベント、キャラクター、そして戦争の策などが展開されている。
      ヘタをすれば1や2の二番煎じになってしまうところを、上手く今回の物語の実情に合わせた結果、「1や2っぽい」程度でシナリオを形作っているのは、シリーズファンが作ったんじゃないかと思わせる出来。
      もちろん、そういうところばかりではなく、5オリジナルのものも、至る所に用意されているが、やはりシリーズファンとしては、キャラクターや国々のリンクが嬉しいところであり、久々にシリーズの世界観を考えながらプレイ出来た良作だと思う。
      また、今回の主人公は、喋らないけれど感情移入も感情表現も出来ている、実に幻想水滸伝らしい主人公だと思う。
      やはり主人公はこうでないと、なんて思ってしまった。

      また、特筆すべきはシナリオの良さだけではない。
      毎回システムを変えている、戦争システム。
      今作では、なんとリアルタイムストラテジー方式を採用し、実にリアルな戦争を表現出来ている。
      というか、もうこのシステムだけ使って、一つゲームが出来上がるんじゃないか?と思うほど、戦争システムがよく出来ていて、戦略性も自由度もかなり高い。
      リアルタイム方式だけあって、慣れるのに多少時間がかかるし、難易度の高さを感じてしまう場面もないわけではないが、それでも、今までにないリアルで緊張感溢れるこのシステムは素晴らしい。
      ぜひ、次回作以降にも、戦争はこのシステムでプレイしたいと思う。


      と、ここまで良い点ばかりを語ってきた今作なのだけれど、残念ながら総合的に見ると、決して傑作とは言えない、粗のあるゲームである。
      まず、なんといっても頻繁に、しかも長いこと挿入されるローディング画面。
      これに関しては前作の反省をするどころか、よりいっそう悪くなっているという印象だった。
      というかもう、話の盛り上がるところでいちいちローディング画面が出てしまうというのは、プレイヤーをシナリオに引き付ける気はないのか?と思えてしまう。

      また、それを煽るように、一つ一つのマップが異常な広さで存在している。
      本拠地に関しては、毎回のことなので何の問題もないのだけれど、一つ一つの街が異常に広かったり、そのうえ視点変更が巧く出来ずに見難かったりと、快適にプレイさせる気が全くないかのような仕様。
      しかもそれがエンカウントの存在するダンジョンでも、平然と展開される。
      正直なところ、こういったふざけた仕様のおかげで、レビューに1年半という異常な時間を費やしてしまった。
      つまり、途中で度々放り投げた。それぐらい、プレイ中に苛立つことが多かったのである。

      キャラクター、シナリオ、そして演出などなど、幻想水滸伝シリーズが売りにしている部分は、文句なくどれも素晴らしい。
      しかし、幻想水滸伝はゲームだ。小説でも漫画でも、映画でもなく、ゲームである。
      プレイヤーが操作する、一方通行のメディアではなく、双方向からなるメディアである。
      そのことを忘れているかのような、プレイ環境の劣悪さ。
      正直こんなゲームなら、ゲーム買わずにシナリオだけを楽しむために、小説かなんかを買うぞ、と思えてしまうほど、プレイ中もプレイ後も苛立った。
      どうか次回作は、プレイ中に苛立って放り投げてしまうほどの、プレイ環境の劣悪さだけは、改善してもらいたいと思う。
      69点



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      | うたまん | - | 19:21 | comments(2) | - | - | - |
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        面白くてロードなどの環境も快適なゲーム、なんてのは無い物ねだりになっちゃうのかなぁ・・・
        | | 2007/09/11 8:03 PM |
        いやー、ペルソナ3は普通に環境も快適で面白かったと思うし
        無い物ねだりってことはないような気も・・・
        あと、あまりにも幻水5が環境の面で悪すぎたってのも、あるような気はしますけど・・・
        | うたまん | 2007/09/12 5:49 AM |









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