ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
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    逆転裁判4
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      逆転裁判4


      法廷バトルというジャンルを築き上げた、動的アドベンチャーゲームとでも呼ぶべき
      逆転裁判シリーズの、4作目
      今回は、3作目までの主人公、成歩堂龍一の話が3で終わってしまったので
      新章開廷というキャッチコピーと共に
      キャラクターはもちろん、システムやグラフィックを一新して、新しい物語が進行する

      という話を、僕は前々から聞いていて、もちろん期待もあったのだけれど
      ゲームの続編によくある、「前作を超えられない」ということになるのではないか
      という危惧もあって、プレイを始めるまで、非常に微妙な感覚だった

      というのも、初の主人公の変更、「みぬく」という新たなゲームシステムなど
      正に新章開廷のキャッチコピーに相応しい
      新しさが目立つ一方で、それが失敗するのではないかという、不安があったわけで

      実際のところ、確かに今までの3作目までを、超えたということにはならないが
      様々な新しさを加え、確かな面白さを築き上げた今作は
      流石は巧舟、流石は逆転裁判、と言わざるを得ない面白さだった

      特に語らなければならないのは、やはりシナリオの秀逸さだろう
      主人公を変更し、舞台を7年後に移し
      前シリーズとリンクする登場人物も、ちょこちょこと出しながら
      全く新しい物語として、進行していく本作
      しかし、まるでそれら全部が、伏線だったかのような
      後の怒涛の展開に、正に驚きの連続だった
      いやぁ、やっぱり逆転裁判のシナリオは、凄い

      そして、忘れてはいけないのが、前作までのキャラたちとの「リンク」
      新章開廷なので、よりいっそう、今までの逆転裁判をプレイしていない人にも
      楽しめるようにはなっているのだが、そこはやはり逆転裁判
      細かいところに、絶妙な「リンク」が張られており
      このリンクがいちいち面白いわけで
      なんというか、制作者側は、楽しませ方を分かってるなぁと、つくづく
      特に「キャシゴ」ってのは、なかなかに手の込んだギャグだと思う

      また、ゲームシステムもNDSの特性を活かし
      様々な科学捜査が行えたり、動画の矛盾を発見したりと
      順当に進化しているので、益々プレイが面白くなっている

      問題点、というか、前作を超えられていないな、と思う要因の一つとして
      やはり新システムである、「みぬく」が上手く昇華できていない点があるような気がする

      この「みぬく」というのは、法廷パートでの証人の証言に対して
      一見すると矛盾が存在しない場合に、証人の動揺を見抜き、証言の矛盾を暴きだす
      という新システム
      プレイしていて最初の頃は、法廷パートに新たに取り込まれた
      斬新なゲームシステムとして、それなりに面白いと思ったのだけれど
      回を重ねるごとに、なんとも微妙な感じがしてしまった

      というのも、逆転裁判の登場キャラクターというのは、みんな個性的で
      その個性的なキャラクターたちの、動揺を暴く、というのは面白そうな気がしていたのだけれど
      実際にプレイしてみると、この動揺部分が、物凄く細かいところだったりして
      あまり、キャラクターの個性を活かしきれていないような印象があった
      また、この「みぬく」で動揺が暴けないせいで
      あまりにもプレイが行き詰ってしまったのも、ちょっと頂けないなと思えてしまった

      また、もう一つ、今までのシリーズを超えられていない要因としては
      先にも上げた、キャラクターの個性的、もっと言えば、笑える要素が少なかった点が挙げられる
      確かに今作も、ぶっ飛んだキャラクターは多いし、笑えるところも相変わらず存在するが
      どう考えても前作までと比べると、それらは減少している
      個人的に、3で出てきた「矢張の絵」がツボだったのを差し引いてみても
      ギャグの要素がかなり少ない
      個人的に、逆転裁判は笑えるゲームだと思っているので、
      この点は目立って悪くなってしまったような気がする

      また、登場キャラクターについても、やはり面白いキャラがいなくなっている気がする
      懐古主義を主張するつもりはないのだけれど
      光線銃撃ってくる「オバチャン」とか
      法廷でハトポッポ歌いながら、豆をまく証人とか
      ムチ振ったり、コーヒーを投げる検事とか
      そういう、あまりに常識を逸脱した、ぶっ飛んだギャグを期待していた僕としては
      4の登場人物たちは、あまりにも普通過ぎる
      というのは、流石に言いすぎかもしれないが
      でも実際、後に残るキャラクターが、それほどいなかったのも、事実だ


      と、まぁ確かに、前3作を超えられていないのだけれど
      でも、それでも逆転裁判は、逆転裁判であり
      アドベンチャーゲームという、言わば静的なゲームに、動的な楽しさを組み込んだゲームとして
      その地位は、依然として揺らいでいないと思うし
      今作も変わらず、確固たる面白さがある

      願わくば、ちょっと問題のあった「みぬく」を、よりよいシステムに昇華させて
      もっと笑いと個性を増やした逆転裁判5をプレイできるように
      また、エンディングでの、ある重要キャラのセリフに、淡い期待を抱きつつ
      新主人公による、新章の開廷を喜びたいと思う
      85点

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