ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
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    ゲーム討論会 428 封鎖された渋谷で
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      うたまん(以下うた):はい、では早速言いだしっぺから始めましょう!記念すべき第一回、その1本目は、シュタインズゲートにしようか、でもそれは散々広まってるからその前作のカオスヘッドにしようか、はたまたPS最後の傑作、ガンパレードマーチにしようかとか色々悩んだ挙句、この428にさせていただきました!

      428 封鎖された渋谷で

      4月28日、誘拐事件に端を発した渋谷で起きた大事件を、複数のキャラクターで描く、ノベルゲーム。複数の主人公たち、誘拐事件を捜査中の刑事、その誘拐事件にたまたま首を突っ込んだチーマー、フリーライター、誘拐された娘の父親、謎の着ぐるみ、の視点で描かれる10時間の物語が、度々出てくる選択肢を変え、あるキャラクターの行動を変えることで、変化していく。
      その変化を間違えると出てくるバッドエンドを集めるのも面白いが、渋谷を舞台にしたグランドホテル方式の物語の疾走感、止め時のなさに、グイグイ引き込まれていった結果、10時間の物語がすぐに読めてしまう、非常に密度の濃い、無理と無駄のない良作。
      群像劇の中でも、場所を限定したグランドホテル方式、と呼ばれる物語の形式のため、あるキャラの物語で脇役だったキャラが、他のキャラでは重要な人物になる、ということも多く、キャラクターそれぞれに愛着が沸くのも、特筆すべきところ。


      うた:というようなゲームなわけですよ。で、まぁ確かにWiiを持っていないとプレイできない、という敷居の高さはあるものの、最近PSPとPS3でリメイクされたんで、ぜひプレイして欲しいなー、と思うところなんですがー

      がね:パッケージ実写だけど、これ文章読んでくゲームなんだよね・・・?

      うた:そうそう、※ノベルゲーというか、※アドベンチャーゲームだね。で、実写の画像で物語は進んでいくんだけど、実際は撮影の際に、俳優さんたちには台詞を言ってもらって、動きもありで撮ってるんで、撮影したものがビデオカメラか普通のカメラかの違いぐらいしか、ないんだそうで。そのせいもあって、渋谷の空気が出てる、というような話があるくらいには、画像にも違和感がないなとは、思います。でー、まぁ群像劇でよくあると思うんだけどさ、他のキャラクターの選択が色々と影響を及ぼすよー、ってのは。けどこの428の影響の受け方は群を抜いて、面白いなということで・・・いかがでしょう?

      きむちまん(以下きむ):セールスみたいになってるぞ(笑)

      うた:まぁまぁ(笑)

      きむ:ちなみに、その渋谷の10時間が描かれてる、って話だけど、プレイ時間としては正味どれぐらいなの?

      うた:そうだなぁ・・・15時間ぐらいかなぁ?

      きむ:それで、※トゥルーエンド見て、あとは※バッドエンドとか、※ノーマルエンドとか見るって感じ?

      うた:うーん、まぁ選択肢を間違える度に、ちょろちょろっとストーリー書かれて、バッドエンドになって、ここの選択肢のせいでバッドになりましたよ、ってヒントが出てるってだけだから、そこまで他のエンディング見るのに時間は食わないじゃんね、でー、最後にあるのは、トゥルーエンドだけってことになるかな

      亀メカ(以下亀):そのエンディング以外には、エンディングはないんだ?

      うた:うんうん、まぁバッドエンドって言っても、中には全然不幸にならないものもあるから、物語の最後まで辿り付けるトゥルーエンドと、それ以外、って扱いでいいかもだけど。

      きむ:ちなみにうたまんはどれぐらいやったの?

      うた:ぼくは・・・20時間ぐらいかなぁ?結構色んなバッドエンド見たし・・・そもそも最初にそのトゥルーエンド見ようとする過程で、普通に色んなバッドエンド見れるからね

      きむ:だよねー

      うた:あ、あとね、うまいなー、って思うのが、まぁ主人公複数の群像劇だから、ある主人公、例えばAで物語を進めていくと、他の主人公Bの物語のネタバレ的な要素が、辿りついちゃう、ってことがあるんですよ。そういう時に、ネタバレにならないように、Aの物語が「KEEP OUT」って状態になって、先が見れなくなっちゃうじゃんね?で、それを解くには、他の主人公の物語の途中にあるキーワードからボタンを押して、「JUMP」ってのを行わなくちゃいけなくて、この辺のシステムによって余計に続きが気になる、物語に引き付けられるって感じで、巧いんだよね

      きむ:あ、それいいね。ネタバレなしで、複数の話が楽しめる、ってことだね

      うた:そうそう、まぁ後半になってくると、その「KEEP OUT」解くのが煩わしい、ってのは確かにあるんだけど、これは面白いなって思ったね。
      あとあと、最近のノベルゲーによくある、用語集的なものも、428のタイトルにかけて、428個ありまして。


      がね:多いねー

      うた:そうそう、まぁこの辺の多さも、個人的には嬉しい多さかなと。設定マニアの僕としてはね(笑)

      きむ:大好きでしょ、そういうの

      うた:そうそう、大好き大好き(笑)

      がね:そこは好み分かれるだろうなー

      うた:いやでも、別に気にならないなら、見なければいい話だしね。だから僕としては、これ実写だし、万人ウケ狙ってWiiで出したのって、巧いと思うんだけどね。ドラマ見る感じで楽しめる、みたいな

      きむ:だけど※ライトユーザーってこういうのやらないでしょ、こんなよく分からないゲーム(笑)

      うた:そうなんだけどねー、でも勿体無いんだよなー、シュタゲに負けないくらいの伏線の回収の巧さですよ。ミスリードが巧い、って感じなんだけどねぇ・・・で、あ、そうそう、せっかくなんでこの説明書を使ってチャートの説明をしようと思うんだけども・・・この手のゲームでよくあるんだけど、スキップが面倒臭いじゃないですか

      がね:うんうん、シュタゲでも、確かに

      うた:そうそう、やっぱり色んなエンディング見たいから、前にセーブした選択肢から、同じような文章スキップで飛ばして・・・あ、また選択間違えちゃったよ、とか色々、煩わしいじゃないですか!

      亀:うんうん

      うた:なんだけど、チャートが5分刻みで存在してて、その5分刻みで物語を読み始めることができるから、すっごく楽なんだよね、色んなエンディングを見るのが。しかもそのチャートに、どういう選択肢がどこにあるかってことまで書いてあるから、探すのも楽で!僕なんか、まぁここにいるみんなは知ってるとも思うけど、飽き性じゃないですか!だからぶっちゃけあんまり他のエンディング見ないんですよ

      がね:勿体無い

      うた:まぁそういうなよ(笑)。でも、そんな僕でも、もちろん全てを見たわけじゃないんだけど、楽に色んなエンディング見れたし、選択肢をやり直すのも苦じゃなかったなという

      きむ:うたまんでも!

      うた:そうそう!僕でも!

      がね:なんか貶してる貶してる(笑)

      うた:まぁとはいえ、問題点がないわけじゃなくてですね、唯一なんだけど結構気になるのが、今作のテーマソングである、上木彩矢の「世界はそれでも終わりはしない」ってこの曲を、ちょっと全面に押し出しすぎてて・・・ちょっとうざいな、ってのはあるんだけど・・・でもね、2008年最高のゲームじゃね!?って思えるぐらいには、シナリオ秀逸だし、システムもいいしで、全力でオススメしたいところですよ。まぁだからこそ今ここで語ってるんだけどさ!

      がね:なるほどねー

      うた:というわけで、やってください

      きむ:いやぁ、その調子で渡されても、プレイするゲームいっぱいだしなぁ・・・

      うた:ま、そりゃここに出てくるゲーム全部プレイしてたらえらいことだしね(笑)だけど本当にオススメなんだよねー、ぶっちゃけテレビドラマにしたらいいと思うんだけど・・・まぁ、そんなことになったら、役者変えなきゃかな・・・正直、このままやればあんまお金かからないと思うんだけど

      きむ:役者有名どこいないの?

      うた:うん、wikiとか見た感じ、いなかったかなぁ・・・まぁ、別の意味で有名なのは、なすびとか出てるけど・・・

      がね:まじで?

      あ、あと、キムタクが検事やってた、HEROの、「あるよ」が口癖のバーテンさんが、タクシードライバーで出てる。いいキャラだぜー。あとあれだ、やっぱこの手のゲームによくある、「2週目が凄い」ってのあるからねー、もう一回プレイしたいんだよねー。そのくらい面白いんだけどねー・・・売れてないらしいんだよねー・・・

      きむ:まぁでも、さっきうたまんは、Wiiで出したのちょうどいい、みたいなこと言ってたけど、やっぱライトユーザーはこういうノベルゲームには、手出さないよね

      がね:確かに、ノベルゲームってだけで、もう敷居上がる感じだもんね

      うた:そうなんだよなー

      がね:まずそもそも、本読む人じゃないとプレイしないだろうし・・・

      うた:でも、この手のゲームも、Wiiで売れてもいいんじゃないかな、なんて思います。みんなのオススメセレクションでは、1位らしいしさ

      亀:むしろこういうのは、携帯ゲーム機の方が売れるんじゃね?

      うた:うーん、やっぱそうなんかなぁ、一応PSPにもリメイクあるんだけど・・・でもねー、これ確実にがっつり、腰据えてやるタイプのゲームだよ。僕もある週末このゲームで吹っ飛んだし・・・(笑)まぁ、最近そういうの売れないって話もあるけど、2極化してくと思うんだよね、どっしり腰据えて、ってのと気軽にいつでも、ってのと・・・そんな中でも、腰据えてプレイできるこういうゲームが生き残ってくれるといいなー、とか、思います

      きむ:うんうん。ちなみにこれって、CMやってたんだっけ?

      がね:やってたよね?一時期結構流れてた気が

      うた:あ、本当?流れてたのは知ってたけど、そうなんだ

      亀:でも、CM見て、「あ、これ面白そうだなー」とは思わんかったなぁ

      がね:まぁ実際、普段からこの手のゲームをプレイする側は、『実写』ってウリになってれば「あ、すげーな、他と違うな」ってのは思うだろうけど、ライトユーザーから見たら、「ふーん」ぐらいで終わっちゃいそうだしなぁ

      うた:うーん、やっぱ最初の一歩が踏み出しにくいのは、確かだよなぁ。まぁだから逆に、オススメチャンネルで評価されてるのは、嬉しかったね。そして個人的には渋谷へ行きたい!

      きむ:いきなり聖地巡礼の話かよ!(笑)

      うた:いやー、道玄坂ってどこなんだろ、って気になるからさー、まぁ僕が聖地巡礼したいとか思っちゃうくらいには、オススメですよ、ってことで、ぜひ機会がなくてもプレイしていただきたい。とまぁこんなもんで、次のゲーム行きましょうか


      次の シヴィライゼーション4 へ続きます。
      ノベルゲー ノベルゲーム、サウンドノベル、ビジュアルノベルと呼ばれる、文章を読んでいくことでシナリオが展開していき、ゲーム性は薄く、プレイヤーができることは、選択肢を選ぶだけ、というゲーム

      アドベンチャーゲーム 上記のノベルゲームのシステムが主体ながら、それ以外のゲーム要素が絡んでくるもの。主に文章を読むことでシナリオが展開していくゲームの総称。

      トゥルーエンド その名の通り、真実のエンド。明確な定義はないが、以降に発売されるゲームに続く形で史実となっているエンディング。多くの作品ではハッピーエンドよりも良い結果が描かれたりするが、その「ハッピーエンドを観る」など、条件が厳しく制限されており、1週目ではそもそも観られないようになっていることが多い

      バッドエンド その名の通り、悪いエンド。何かしらの条件を達成できず、あるいは悪い条件を達成させたことで、シナリオの途中で物語が終わりを告げてしまうエンディング。広義の意味では、ゲームオーバーもこの一種。また、単なる後味が悪いエンディングも、これに該当することもある。

      ノーマルエンド 特別な条件を達成せず、シナリオを普通にクリアした結果、たどり着くエンディングのこと。最近のマルチエンディングの多いゲームでは、大概これより良いエンディングが用意されているため、条件が達成されていないことを証明するエンディングだったりする。

      ライトユーザー 普段あまりゲームをプレイしないユーザーのこと。対義語はヘビーユーザー。別にゲームに限ったことではなく、こういうふうに使いますよね。


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