ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
ドリームクラブは何故アイマスに勝てないのか
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    ドリームクラブ




    久々にゲームレビューを書こうという時に、まさかのドリームクラブを題材に書くことになるとは思っていなかったわけですが、まぁそれは仕方ないということで。
    世間は続編のZEROで(若干)沸いているわけですが、思いっきり流れに逆らう方向で、初代をレビューです。

    最初に結論から述べておくと、僕としてはこのゲームはクソゲーだと思っています。
    いや、クソゲーというのはあまりにも言いすぎかもしれないのだけれど、とりあえずプレイは時間の無駄かな、というところで落ち着いています。
    その理由を、順を追って説明していこうと思います。

    まず、ゲーム内容の説明ですが、簡単にまとめることができます。
    「フリーターの主人公をプレイして、キャバクラ(ゲーム内ではドリクラ)の女の子と仲良くするゲーム」です。
    もちろん、プレイをする前から、このゲームをプレイしようとする人なら、その題材に関して情報を得ているでしょうし、想像できるとも思うのですが、このゲームのとんでもないところは、上記の1行以上の深みがないところです。

    主人公はドリームクラブの会員となり、平日はアルバイトやギャンブルなどでお金を稼いだり、買い物に出かけて女の子へのプレゼントを買ったりします。
    で、週末はドリームクラブに通いつめ、目当ての女の子との会話などなどを楽しみ、ストーリーを進めていくわけです。

    と、こういった説明をすれば、大概の経験者、つまりこの手のアドベンチャーゲームをプレイしたことがある人、いやもしかしたらこの手のものをプレイしたことがなくても、ある程度ゲームをプレイする人ならば、そのアルバイトがミニゲームになっているんだろうな、とか、そういうことを想像したりすると思うのです。
    当然、僕もそれを想像しました、が、実際にプレイしてみると、仕事を選んで稼いだお金が表示され、週末になってしまうという始末。
    つまりそう、お金を稼ぐ部分に関して、全くゲーム性が存在していないのです。
    しょーじきビックリでした。こんなゲームありなのか、と。

    しかしながら、つまりそれは、お金を稼ぐ部分に関してゲーム性を捨て、ドリームクラブの内容に重きを置いたということに他ならないのではないか、タイトル通り、ドリクラこそがこのゲームの本質なのだから、ブレていないだけでは……!?
    と期待していたのですが、その部分も見事に裏切られました。

    まず、ドリクラの基本システムとして、リアルのキャバクラ同様、女の子も主人公も酒を飲むことになります。
    当然酒を飲み続けると酔ってくるわけですが、女の子も自分も酔った、ETSと呼ばれる状態が、シナリオを進めるうえで重要になってきます。
    というか、ETS状態にたどり着けないと、シナリオの進行が止まります。
    それくらい、ETS状態に持っていくというのは、重要なことなのです。

    なんですが、システム的にETSまで持っていくのに、もたつくことが多々あります。
    具体的には、女の子がお酒に強いために、お酒を飲んでも酔ってくれなかったり…
    あるいは、お酒を飲ませようと待っているのに、お酒をなかなか飲んでくれず、会話が進まないだけならまだしも、女の子が不機嫌になってしまったり…
    もちろん、女の子が好きなお酒を頼むとか、主人公が少しずつ飲み続けていくことで時間稼ぎをするなど、解決策は大いにあるんですが、初回プレイでなかなか酔ってくれず、同じ選択肢ばかり選ぶハメになり、同じ話しかしない女の子に、飽きてしまうのは仕方ないのではないでしょうか?

    加えて、純粋にキャラクターそれぞれのシナリオに関しても、質が低いです。
    というのも、基本的にはキャラクターそれぞれの話を聞いて、その中でシナリオが展開していくために、どうしても他人行儀になってしまうというか、シナリオに直接主人公が絡むわけではないので、実感が乏しいです。
    攻略途中に何回かある、デートを行うことで、主人公が介入することもあるものの、どうしてもシナリオにおいてけぼりになってしまう気が……
    まぁ、キャバクラのリアルさ、としては巧い気もしますが、それすら龍が如くのキャバクラの方がリアルです。


    そこを行くと、比較の対象にするのもどうかと思いますが、やはりアイマスは巧かったんだと感心します。
    女の子それぞれのシナリオが、次が気になる引きと、相応の展開を用意してあり、キャラ立ちも良い。
    プレイヤーそれぞれに好きなキャラがありながら、やはりアイマスは全員揃ってこそ、といった一体感を得られるのも、全てのキャラに、それなりの魅力があるからではないでしょうか。

    もちろん、このゲームも悪いところだけではありません。
    キャバクラの最中にあるミニゲームはそこそこ面白いですし、何より女の子の可愛さは、特筆すべきことかと。
    まぁ、これは個人的に僕がムチムチな女の子が好きというのが関係してるとは思うんですけども…


    そんなわけで、女の子キャラの可愛さ目的になら、プレイするのはありかもしれません。
    が、全体的には全くオススメできないゲームだなと、確信しています。

    35点
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