ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
ゲームな迷言49
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    『なんで?セットでしょ』

    ゲームには、攻略本というものがある。
    ゲームの売り上げと連動するため、大ヒット作になれば、何本もの攻略本が出てくる。

    ヒットの規模にもよってくるが、それほどヒットしないゲームでも、やはり需要はあるため、出版不況の世の中のわりには、意外と売れているジャンルだそうだ。

    しかし、やはり攻略本は買わないという人種も、少なからず存在する。
    そもそもネタバレが嫌だし、攻略情報はネットにも転がっている。
    それに何より、買ったのに大した攻略情報が載っていない時のショックがデカすぎる
    そのために彼は、アンチ攻略本派、といっても良かった。

    しかし、彼が極々最近付き合いだした彼女は、その真逆だった。
    同じようにゲーマーな彼女だったわけだが、彼女の部屋にはゲーム機、ソフトと同じ数だけ、攻略本があった。

    もちろん、人のプレイスタイルに文句を言うほど、彼は無粋な人間ではなかった。
    彼女も彼女で、当然彼のプレイスタイルには文句は言わず、二人用のゲームは仲良くプレイしていた。

    そんなある日、ゲームショップにいた彼は、たまたま彼女からの電話を取った。
    その日が、これまた偶然にも、彼女の期待していたゲームの発売日だったため、彼は彼女にそのことを告げると、当然のように「買ってきて」と頼まれた
    この後家に彼女が遊びに来る予定にはなっていたため、断るはずもなく彼はそのゲームを買って、家に帰った。

    しばらくして、彼女が家にやってきた。
    挨拶もそこそこに、早速期待のゲームを始める。
    彼はまったりと、ケータイをいじりながら、そのプレイを見ていた。

    オープニングが終わり、チュートリアルのようなものが終わり、いよいよゲームが本番に入った頃、彼女が言う。
    「そういえば、攻略本は?」
    彼は返す。
    「あぁ、そういや買ってないや」
    それまで画面を見たままだった彼女が振り向き、あからさまに怪訝な顔つきで言った。

    『なんで?セットでしょ』

    いやいや、セットって、そんな、確かにあなたの買うゲームは必須なのかもしれないけれど、少なくとも絶対セットではないでしょう。
    そう言いながらも、結局買いに走る彼であった。

    うーん、グッジョブ


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