ゲームに全力って、だめですか?

通称「ゲムだめ」です。
ゲーム、特に最近気になりだしたゲームデザインについて、
色々語るつもりなんですが、それだけじゃなくて日々の色々を書きそうです、多分。
龍が如く5に見る、魅力的な主人公の『呪い』
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    JUGEMテーマ:ゲーム


    評点8点(上の中) プレイ時間約55時間

    物凄く久々の、ゲームレビュー記事です。
    年単位ぶりに、書いております。

    龍が如く0の発売が決定し、そのためにとりあえずシリーズのナンバリングタイトルを追おう、と決めた2014年のTGSから本腰を入れて、3か月くらいに渡りようやくストーリーをクリアしました。
    基本的に、過去のシリーズはたまたま出会えたクエストしかクリアしないという、ヌルゲーマーの本領発揮具合でプレイしていたのですが、今回はクエストの発生ポイントがマップで確認できたために、それらを全てクリアしていきました。
    各主人公毎に2,3個取りこぼしがあるので、完全クリアには程遠いのですが、それでもプレイ時間は50時間を超えてます。
    近年の家庭用ゲームとしては、飛びぬけてプレイ時間が多い、と言えるぐらいにはプレイしました。
    そんなプレイ時間に達したので、やっぱり龍が如くは面白いなぁと、改めて思うぐらいには本当に面白かったです。
    って、早速結論を書いてしまいますが。

    しかしそれでも、これは記事タイトルにも関わってくることですが、シナリオに関しては正直なところ、残念な印象が拭えません。
    それこそネット上のレビューなどなどで既に散々書き尽くされてますが、終わった瞬間は「これで終わり?」と思わず呟くぐらい。
    特にラスボスに関しては、どうしてお前なんだろうという印象が拭えず……これは前作の4でも思ったことですが、なんというかまとめるの下手だなぁと思ってしまいます。
    (全然関係ないですけど、このレビューを書くために色々他サイトの感想を見ていて、何故か20世紀少年を思い出しましたね、好きなんですけどね僕は)

    ネタバレになってしまうので、詳細な言及は避けようと思いますが、そしてこれは4をプレイした際にも思っていたんですが、ストーリー的に色々と限界が来てるんだと思います。
    確かに桐生一馬を主人公にしようとすると、東城会を酷い目に遭わせるしかないんですが、いい加減にやり尽くした感があります。
    なんだかどの場面も既視感があって、緊張感がなかったり、あるいは誰かが唐突に死んでしまう場面でも、それほど衝撃を受けなかったり。
    あとこれは個人的な好みなんですが、堂島大吾が好きなので、東城会が酷い目に遭うと必然的に会長の大吾が不遇になるので、なんとも納得できないんですよね……

    で、確かに1,2,3辺りをプレイしていた時には、桐生一馬の話だから、主人公は桐生でなければ、と思っていました。
    しかしながら、4をプレイした際に、複数の主人公が成り立ち、更に言えばメインのシナリオのまとまりが悪くても、ゲームとしては面白いということが有り得るシリーズなんだ、ということが立証できたと思います。
    なので、いい加減に桐生一馬に頼るのではなくて、別の主人公を作った方が良いのではないかと……
    もちろん、それをナンバリングタイトルでやって、龍が如く6で全くの新キャラ、というのは大変に勇気が要ることだとは思います。
    だからこそ外伝が出たり、次回作は0ということで過去に戻ったりしているわけで、そのシリーズの発展の方法には好感が持てます。
    でも、最早僕らプレイヤーが楽しむのは、桐生一馬の人生でも、東城会の行方でもなくて、神室町という街の行方とか、そこで起こるイベントとか、小さなシナリオなんだなぁと、つくづく今回の5で思いました。
    なので、それこそ6では秋山ぐらいでも主人公にして、サブシナリオの集合体みたいな龍が如くでもいいんじゃないかなと思います(って、書きながらそれこそ番外編でやれ、と言われてしまいそうだと思ったりしますが)


    翻って、メインシナリオに関わらない、街歩き部分は、相当堪能しました。
    シリーズ全作、ナンバリングタイトルに関してはプレイしている私ですが、おそらく街歩き部分に関しては一番プレイしてますし、各キャラのサブストーリー(ゲーム中ではアナザードラマと称されます)も、品田のバッティングセンター以外は大体プレイしました。
    本当に、この部分だけで十分プレイする価値のあるゲームです。

    タクシードライバーの桐生、狩りが楽しめる冴島、前作のメインに絡むクエストがある秋山、ダンスバトルと芸能活動ができる遥。
    どれもこれも楽しすぎて、本当にそれぞれ別のゲームが何本も入っているかのようなプレイ感覚でした。
    残念ながら、野球が好きではないので、品田に関してはサブストーリーの代わりに、コーチンを育ててレースするコーチンズカップにハマりましたが。

    地味に有難かった進化点として、街歩きの際のクエストが、何処で発生するか、マップ上に表示されるようになりました。
    正直いってわざわざクエストを探すために、街をブラブラするのは好きではなかった僕としては、大変有難く、こなしたクエスト数も多分割合で行けばシリーズ最多になるような気がしています。

    なんというか、龍が如くの面白さは、最早この街歩き部分に集約されていると思いました。
    街を歩きながら、絡んでくるヤクザと戦って、散らばるイベントをこなして、時折キャバクラや、お遊びスポットを楽しんで、サブストーリーをクリアしていく、というような。
    それで十分楽しいですし、最早メインシナリオなんてなくても、存分に遊べるゲームなんですよね。
    そもそもその手のシナリオが楽しみたいんであれば、小説なり映画なりで楽しめるわけですから、ゲームとしては十分すぎるぐらい面白く、価値あるものだと思います。

    初代や2辺りで思ったこととは、真逆なことを考えてしまいましたが、そんなわけで重厚なシナリオを楽しみたい方には不向きです。
    残念ながら、今作の龍が如くに、その部分は存在しません。
    それでも、ゲームの部分、街歩きの部分は本当に面白いゲームなので、シリーズをプレイしていない人にこそ、オススメな作品かもしれません。


    関連レビュー
    龍が如く
    龍が如く2
    | うたまん | ゲーム | 13:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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